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オロンスムの思い出
稲生典太郎

オロンスムの発見と歴史
松田孝一

オロンスム出土資料について
畠山 禎

オロンスム城の築造年代
白石典之

江上波夫と内モンゴルのオロン・スム遺跡調査
中見立夫

 オロンスムは、中国内蒙古自治区にある都城址です。モンゴル帝国-元朝時代(1206~1388)には、キリスト教徒として知られるオングト族の本拠地であり、アルタン=ハーン(1507~1581)の時代には、仏教が栄え、多くの仏教寺院が建てられていました。
 この仏教寺院の跡から、仏典を中心とするたくさんの文書断片が発見されました。文字記録の少ないモンゴルにあって、 16~17世紀のモンゴル語、モンゴル文字を伝えるこれらの文書は、たいへん貴重です。
 横浜ユーラシア文化館には、1930~40年代に、江上波夫を中心とする日本隊がオロンスムで採集した130片あまりのオロンスム出土モンゴル語文書断片が収められています。このデータベースは、横浜ユーラシア文化館が保管するオロンスム出土モンゴル語文書を公開するものです。国内外の多くの研究者の資料になることで、少しずつでも文書の性格や内容の解明が進展するよう、データベースの公開を続けます。

上記の論文は、特別展図録『オロンスム―モンゴル帝国のキリスト教遺跡―』に掲載されています。
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オロンスム出土モンゴル語文書に関する調査、整理、およびデータベースの作成には、下記の皆様のご教示とご尽力を賜りました。厚く御礼申し上げます。(日本語読み50音順、敬称略、所属は2006年12月当時)

井上治(島根県立大学)、オルギル(東北大学大学院生)、栗林均(東北大学)、
中見立夫(東京外国語大学)、松川節(大谷大学)、三宅伸一郎(大谷大学)