開港150周年を祝う横浜で、口琴の魅力にぐぐっと迫るこのコンサートでは、横浜ユーラシア文化館ならではの企画で、オーストリア、ロシア連邦トゥバ共和国、そしてアイヌ民族の口琴演奏を取り上げます。さらに「2009日本・オーストリア修好140周年」を記念して、18世紀、ウィーンで活躍した作曲家ヨハン・ゲオルク・アルブレヒツベルガーによる「口琴とマンドーラのための協奏曲」を日本初演・生演奏でお楽しみいただきます。口琴ソロは、世界的な口琴の名手、オーストリアのマンフレッド・ルスマン(来日)。マンドーラに、日本を代表するリュート奏者の永田平八。弦楽三重奏には、横浜バロック室内合奏団の三氏を迎えます。
口琴とマンドーラのための協奏曲:マンフレッド・ルスマン(口琴)、永田平八(マンドーラ)、志摩かなえ(1stVn)、松田麻美(2ndVn)、渡邉弾楽(Vc)
ロシア連邦トゥバ共和国の口琴と喉歌:トゥバクィ ズィ(来日)
アイヌ民族のムックリと歌:チカブ-サイ(床絵美、惠原詩乃、小笠原小夜)
オーストリア民俗音楽の口琴:モルナー・マウルトロンムラー(来日)
口琴いろいろ&解説:直川礼緒